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CORY's Index | CORYの雑記帳 | きまぐれ手記 2007年
きまぐれ手記 - 2007年06週(02月2週)
02月05日(月)―――
02月06日(火)―――国民を「不健全」呼ばわりする日本政府
- むぅ
なんだかんだ言って写真整理・更新する時間が取れんなぁ。
他の作業も全然はかどってないし、困ったものだ(x_x)。
- にゅーず
柳沢厚労相「結婚・子供2人、健全」発言に疑問の声(朝日新聞)
厚労相「若者は子供持ちたいという健全な状況」(日本経済新聞)
なるほど、私をはじめ多くの「子供を持たない」または「子供は一人」という判断をした人は「不健全」とされ排斥されるようだ、この国の政府からは。
まぁ私個人が不健全なのは否定しないが※、しかし私が慎重に行った判断は極めて健全だと自負しており、むしろ政府自民党・財界のやり方こそ利益誘導的であり、社会規模・地球規模で見れば極めて不健全である事は、ここにも日々書いているとおりです。
※何しろ自動車排ガスに冒されて日々の生活も歪められ、それを個人の責任にされ心身ともに耗弱状態にあるわけだしな。今まで調べてきたけれど近頃になってようやく、1960年台から続く長きにわたる自民党の失策・財界の利益誘導施策の所為だと判明してきたわけです。
今回は柳沢氏の言動が問題になっていますが、これは個人の問題とはいえず、政府与党やその後ろ盾にいる財界に蔓延する思想を表したものと言えます。子供を持たない選択をした人を「不健全」呼ばわりする今の論調は、「お国のために、財界がますます儲かるために産めよ殖やせよ」という政府辞民党の基本方針をより明らかにするものでしょう。
だから、記事中で紹介されているような
- 結婚したい、子供が2人以上ほしい、というのを健全とすること自体、古い道徳観からくる発言で、年齢的な限界を感じる
- 政治家だけでなく、多くの人たちの中に無意識に残っているこうした考え方がなくならないと、大臣を代えても問題は解決しないと思う
- 自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる
などの批判は正にその通りでしょうね。
ミクシィで応援呼び掛け・愛知知事選で石田氏支援者(日本経済新聞)
誰かが勝手にコミュをたちあげたってことでしょ。
これで「公選法で禁止されたインターネットを使った選挙運動や、事前運動に抵触する」のでは、今度からは対立候補がこのような活動を立ち上げて後から意図的に失職に追い込むような手法が執られる恐れもありますな。
そもそも、電話は使ってもいいけどインターネットを使ってはいけない、という法律自体が偏見に満ちた時代錯誤の法律なんだよな。
02月07日(水)―――仮想と現実は互いに収斂される/「歩道」は「車道」から虐げられた者に残された狭く険しい道
- 仮想と現実は互いに収斂される、同様にインターネットと国際関係は互いに収斂されるであろう。
とは、私の基本的な考え方です。それを踏まえた上で次の記事について。
「俺たちはどこまでたくましくなれるのか」インタビュー2007(5)村井純・慶大教授(日本経済新聞)
思うところは種々あるものの、本文に添って意見を申し述べるなら、まず「貧乏人が使えなくなるとすればネットは終わりだ」という点は私も強く賛成します。
また「現在はITの専門技術者のレベルが下がっているかもしれない。それには理由がある。」のくだりには概ね同意するところです。
「日本のインターネットのトラフィックが米国を経由することになっているという状況をなんとかしないといけない。アジア、欧州、ロシアなど、日本と世界のどこでもが最短距離でつながるように物理的なハブを確保すべきだ」についても尤もですね。距離的な無駄もさることながら、情報網を他国に、しかも特定の国に依存しているという状況が好ましいハズはありません。
しかし、この問題があまり問題視されていないのは、日本人の意識が如何に米国に従属しているかを如実に物語っていますね。「米国はすべて正しい」「米国の言う通りにしていれば楽で安全だ」、それが更に発展すると「米国に逆らうように見られる行為は抑制せねば」と言わんばかりの論調まで飛び出してくる始末。つまり対米従属意識が根底にこびりついているのでしょう。
一方、「中国など日本以外にそのハブを取られてしまう」懸念については、正直どうでもいい事のようにも思えるのだが(笑)、規模の利益を狙うつもりなら、まさに「この 2年が勝負」になりそうですね。
以前にも書いたけれど、沖縄などがその適格地だと思うわけです。
位置的にはもちろん、事実上の HUB になっている米国との間を見ても、東京などからは日本海溝を越える必要があるものの沖縄からならまっすぐ線を引くことができるので、直線距離の差もあまり問題にならないと考えられる。
しかも沖縄であれば、台湾はもとより東南アジアや南太平洋諸国からも海底ケーブルを引きやすい。南太平洋諸国については自前で引く財力が無いだろうから、沖ノ鳥島を中継地にしてフィジー・ツバル・イースター島経由でチリまで引いて割安に提供すれば下手に ODA を打つよりよほど役に立つし、沖ノ鳥島をただコンクリートで固めて沈下を防ぐよりよほど国際的に価値を認めてもらえるのに貢献するだろうにね。
しかし、当局はそんな事を考えたことはないのだろう、あまりやる気がないように見えますな。一時は沖縄を HUB にする施策をちらつかせてみたりしたものの、それは国家戦略ではなく単なる僻地振興策に過ぎなかったようで、結局はうやむやになってしまった様子。東京中心の短期利益偏重でしかモノを考えられない政府の愚策ぶりが窺える件だったな、とも。
最後に、「「言葉の壁」「文化の特殊性」などを原因と指摘する人も多いが、私はむしろ制度や商慣習の方が問題を抱えていると思う」については、どんな「制度や商慣習」を問題視しているのかには言及されていないので知らんが、そんなモノよりむしろ米国に従属する姿勢(政府・民間とも)に問題があるように思えるのよ。たとえば外交の極端な米国依存は明らかに悪い方向に出ていると言えましょう。何か相違点があると、どんな場合にも「米国は正しく、日本は間違っている」と考えるのは日本人にありがちな悪い癖です。
「「言葉の壁」「文化の特殊性」などを原因と指摘する人」の多さが、その事実を如実に表していると思う。いまインターネット上の情報発信量に限れば、日本語は英語の次に来る言語のひとつだと言っても過言ではありません。日本人が英語に合わせるばかりでなく、むしろインターネット上の主流を現実社会にも反映させるべく、政府が率先して、たとえば日本語を国連の公用語※として認めてもらう等の活動をしてもいいのですよ。しかし今の日本人はむしろ逆に、如何に万人に英語の読み書きを理解させるかに注力している。これでは本末転倒です。
※現在の国連公用語は、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語の 6言語、うち 4言語は戦勝国の公用語で、スペイン語は南米などに人口が多いために当初から採用され、アラビア語は後から追加されましたね。なお英語は de facto standard になっている米語ではなく、原則としてイギリス英語が使われていたはず。
結局、何はともあれ対米従属思想がいちばんの癌だと思われるわけで、そこに斬り込むことなしに現状の打開・改善は無いだろうな、と。
- 沈下が激しい溝口駅前商店街
今は電線地中化工事などやっていますが、来月から文教堂本店が一時閉店だそうな。多くの文献や趣味をこの店に頼っているから、一時的とはいえ辛いなぁ。もっとも改装後はもっと拡張される可能性もあるのでしょうが、詳細は未定。
しかも再開時期は未定だそうな。おそらく既にボロボロ(建物の構造ばかりでなく、雨漏りはするわエレベータも壊れかけているわで)だけれど都市計画上建て替えができない第二高橋ビルの全面改装でもするんだろうな。
ところで、商店街を支えるのはひとつの旗艦店ばかりではなく、文字通り商店が「街」になっているところです。その点、かつては川崎市第二の商業都市でありながら、今なお縮小を続けているのには、根本的な間違いがある為だと考えられます。
街には人の流動が必要です。その流動を支えるのは買物客に安心して「街」を行き交ってもらえる仕組みであり、つまり歩行者を危険に晒す自動車を(せめて日中時間帯だけでも)抑制すること、また当地域に訪れる買物客が多く利用している自転車を整理し、買い物客の一時駐輪がしやすい仕組みにすること。これらの要素が重要になるのは他地域の取り組みなどからも想定されますが、しかし溝口駅前商店街ではこのいずれもが出来ていない。これが買物客の足を他所へ向けてしまう原因のひとつになっているように考えられます。
まぁこれは昔から各所で言ってきたことだし、今更なんですがね。ここに書くのは初めてだったかしら。もっとも、ここに書く内容ではないのですが(苦笑)。
ちなみにケアステーションは閉店するそうで、この辺りは競争が激しいから経営が芳しくないのでしょうね。同店はこの付近のドラッグストアの中ではいちばん真摯な商売をしていたので※、その点惜しいように感じられますが。
※たとえば、特売品をほとんど用意しないなど姑息な客引きが常套手段になっている○ツモトキヨシなどに比べ、同店は特売品も充分数量を用意していたりとか。
- クローズアップ現代「歩道が危ない〜相次ぐ自転車事故〜」
一番の感想は、「題は酷すぎるが、内容は比較的まともだったな」、という処でしょうか。
まず、現在の道路上の諸問題は本来、自動車とそれ以外(自転車、歩行者、公共交通など)との関係がこじれた事に端を発しているのだけれども、そういった視点で語られる事がほとんど無かったのは残念です(一部ちらっと触れてはいましたが、問題の経緯を正確に認識するには到底足りないでしょう)。
自転車は本来車道を走るものですが、それが歩道も走れるようになったのは、まさに自動車から見て「邪魔物」扱いされたが故に他なりません。
現状を見るとそんな自動車の驕りは解消するどころかますます酷くなっていて、たとえば自転車よりも自動車の方がよほど速度違反が常態化し死傷事故・事件も多発、しかし罰則規定は緩いまま、しかも飲酒や脇見など明らかに非がある場合でも「過失」と称されている始末。まさに「走る凶器」が野放しにされているわけで、それを先ず何とかしなければ歩行者や自転車の安全を語ることは出来ないわけです。
そのような、この問題を考える上で重要になる視点が欠けていたのは残念でなりません。もっとも、この程度が現代社会の「常識」になっていて、実に自動車利用者と関連業界にとって都合のよい仕組みになっているのですけどね。
また、もちろん数だけの問題ではありませんが、死亡者数で見ても自転車が加害者になった事故は急増したとはいえ年間 6件、自動車は減ったとはいえ 1万件近くあるわけで(いずれも 2004年)、比較にもなりませんね。もちろん両方なくすべきですが、優先すべきはこと自動車の速度制限遵守や違法駐車撲滅などであり、それが実現すればまた自転車が車道に戻れることにもなるでしょう。前述のように、「歩道が危ない」のは、歩行者や自転車など、自動車に虐げられた交通弱者がみな狭い「歩道」に追いやられたことで起きたのですから。
西欧人が日本に来るとまず驚くのが、道路がとても汚く危険なことだそうです。幹線道路から路地まで至るところに大量の自動車が悠然と走っており、また自動車には広い路面が提供されている反面、歩道は狭く、至る所が凸凹で、電柱などの障害物も多く、自転車までもが歩道に追いやられている。交通弱者に迂回を強いることで悪名高い「歩道橋」が各地で見られるのも日本ならではですね。さらに違法駐車の自動車が堂々と乗り上げていることも珍しくない。日本では全てが自動車最優先の構図になっており、日本の道路では人間はむしろ排斥される対象になっているのですから。
日本の都市に住む人ならばわざわざ指摘するまでもなく近所の道路を見れば一目瞭然でしょうが、この実態をしっかり認識している日本人はむしろ少ないのかもしれません。
このような自動車問題については今でもほとんど紹介されておらず、また知られていもいませんが、現実を知らない・確認したい方はもちろん、知っている「つもり」の人も是非、
宇沢弘文氏の著書「自動車の社会的費用」を通読してみてください。
喘息・騒音などの公害被害が今ほど深刻になっておらず地球温暖化問題は判明してすらいなかった 1974年に発表され、今でも入手できる唯一の文献です。この文献を通読してみれば、30余年前に指摘された諸々の自動車問題が今なお解消するどころか悪化している現実に驚くとともに、現代の「常識」が如何に歪んでいるかが判り、新たな視界が開けると思います。
さて番組に話を戻しましょう。
上記のように、この番組には様々な欠点が見られましたが、ただその中でも「自転車は車道でも歩道でも虐げられている」件にはしっかり言及していたのと、本来は車道を走っていた自転車が歩道に追いやられた経緯についても簡単に触れており、またそもそも環境負荷の低い自転車はもっと高度に活用されるべきであることや、欧米の事例などにも触れながら紹介されていた後半については、概ね評価できる内容です。
また、車道 2車線のうち片方を埋めて一方通行にすることで自動車を整理し、歩行者・自転車の安全を確保するという大分市の事例が紹介されていましたね。これには「(少し遠回りすることになり)通院のタクシー代金が上がった」などという身勝手で心ない苦情が出たことが紹介されていましたが、こんな意見が堂々と出てくる様子にはもはや失笑するしかありません。逆にいえば、そんな理由しか反対理由がなかったのでしょうね。
このような、車線を減らす、自動車の流入を制限する等の適切な規制は、欧米ではもはや当然のように行われていることです※1。しかし日本では未だに「自動車最優先」の政治や意識が根深く残っていて、自動車に対する「便利」「優雅」「カッコイイ」「必需品」などの宣伝が過剰に誇張されている反面、負の部分は極度に隠されていて(上で紹介した文献を通読されれば判ると思います、現在はあの内容に加えて地球温暖化や、公共交通の衰退・都市のスプロール化※2現象なども指摘されるようになりました)、一般市民の自動車に対する感覚が麻痺したままになっています。これは業界によるプロパガンダ作戦の効果だとも言えるでしょう。
このような、クルマにまつわる心象と現実の乖離については、杉田聡氏の著書「クルマを捨てて歩く!」で分かりやすく紹介されています。この本は残念ながら重版予定無し(つまり新本が手に入らない)になってしまっていますが、左記リンク先などで古本が数百円で手に入りますし、図書館などにも置いている場合があるので、ぜひ読んでみてください。これも通読されれば驚きの連続、分かりやすく書かれた良書だと思います。
※1 なお、日本でよく指摘される「自転車専用道」などが整備されると、自動車が逆に安心して速度を上げて走ることになり、横断する際などの危険が増すことも指摘されています。大分市の事例でも問題点として紹介されていましたね。
この関連で、例えば路地などで歩道を整備することは逆効果だと言われており、欧米ではこれが通説になっています。しかし日本ではこの問題がほとんど指摘されておらず、例の路地で 60km/h もの暴走をして子供さんを轢き殺した事件などでは遺族側も「歩道の整備」を求めているようですね。これはむしろ逆効果になると指摘されているのですが、日本で都市計画を勉強している人は自動車問題に疎いようで、欧米で確認された副作用すら知らないことが多いようです...
※2 スプロール (sprawl) 化:都市が急激に発展し、市街地が無計画・無秩序に郊外に広がっていく現象。かつて欧米で進行し問題視された現象で、中心市街地の空洞化や公共交通の撹乱・衰退などを伴うことが多い。欧米諸国では概ね 1990年台以降対策が進められているが、日本では去年になりようやく認識されるようになった。
いずれにせよ、日本では上記のような重要な問題が見逃されがちであることと、その犠牲になっているのは本来保護されるべき地域住民と交通弱者――ある時は自転車であり、歩行者であり、住民の健康であること。そして地球環境をも犠牲にして、クルマはなお我が物顔に暴走し続けていることを、今一度確認しておきたいと思います。
02月08日(木)―――マスコミが大衆迎合から逃れられない仕組み
- 宋文洲:マスコミの裏側をご存じですか (nikkeibp) [URI]
最初の例での要点はサッカーの勝敗やそこで登場した「コメンテーター」の無責任さではなく、「日本中の期待が膨らんでいる中で、開戦前から『負ける』と言える人はいませんよ」という点にありそうです。
思い返せば、先日日本版「不都合な真実」と題して紹介させていただいた件も、真実ではあるけれど少数意見であり、しかも大得意先(莫大な広告費をもたらす自動車・石油業界)の意向に逆らうものなので、マスメディア、特に民放ではまず報じられない真実でした(たまに NHK などで僅かに報じられることはありますが、拙著のようなものは今まで書籍くらいでしか見たことがありません)。
しかしながら、「これはマスコミだけの問題かというとそうではないと思います。マスコミも商売であり、読者と視聴者がいて初めて成り立つものです」から、逆にいえば社会で関心を持ってもらえれば、強大な財力で政治をも動かす財界といえども、下手に逆らえなくなります。だからこそ、どんな小さな声でもいいから継続して挙げていかねばならない、と思うわけです。
マスコミ、特に地上波テレビは既得権の塊であり極めて公共性の高い事業ですが、だからといって全てが正しいとは限りません。実際、報道には多少の差こそあれ誇張や欺瞞が見られるものです。しかし、それは誰が担ったところで解消することはできない問題でしょう。
だからこそ、公共の電波を担う人達には高度な公共性が求められると同時に、読者・視聴者の側もその事実を踏まえて接する必要があるという、筆者氏の指摘はとても重要なものです。
また、マスメディアに取り上げてもらえない重要な真実があれば、それを取り上げてもらえるように体系を整えたり、草の根から拡げていったり、事実を積み重ねていったり、という努力がまた必要かもしれません。先に紹介した米国の映画「不都合な真実 - An Inconvenient Truth -」も、そうした取り組みの一環だと言えそうです。
記事中でも例示されていた「飲酒運転」も、蔓延していたけれどとある事件をきっかけに報じられるようになり、今は民放各社が閑散チャンネルなどを使って「撲滅キャンペーン」などと称する啓蒙活動を実施するほどになりました。表向きは社会活動の一環として実施される各種キャンペーンも、社会の評価を得られることが大前提になります。特にクルマに絡む諸問題は、展開方法によっては財界ばかりか一般のクルマに頼って生業を立てている人にも敵意を持たれてしまう危険性があるので、特に慎重になっているようです。たとえば恒常的に行われている自動車の速度超過問題も、マスメディアで問題視される事はほとんどありませんね、むしろ「少しくらい超過するのが当たり前」のような論調が出てくることの方が多いくらい。クルマと酒にまつわる問題は特に深刻で、この「飲酒運転」への批判も、凄惨な事件が問題視される以前には考えられないことでした。
筆者氏が「より多くの人に読まれたり見られたりするニュースを中心に報道するのは、冒頭に挙げたように読者や視聴者の要望もあるからです。そうした報道姿勢を批判するのは、読者、視聴者自身への批判とも受け取るべきところもあります。」「マスコミを「善人」として過大な期待を寄せすぎてしまうのは、危険なことなのです。」とは正にその通りで、だからこそ読者・視聴者はマスメディアの言うことを鵜呑みにするばかりではなく、自らも考え検証する責務を伴うものです。
多くの日本人が、善悪の判断まで他人任せにしていることには憂慮されるところです。
また、マスメディアにも性格があって、たとえば NTV系との熾烈な競争の中で視聴率を奪るために捏造をもやってのけるようになった CX系のような所もあれば、日経新聞の傘下で他とは一線を画した報道に特化する道を選んだ TX系、また公共の福祉のために企業からの広告という特定の利益に左右されないことに重きを置いた報道機関である NHK など、テレビ系列だけを見ても色々です。メディアには色が付くことを避けられないものである以上、多様な媒体が並立していることに価値があり、この報道機関の多様性が、視聴者の最低限の選択肢を護っていると言えます。
「マスコミの流した情報を、無条件に受け入れる読者や視聴者も改めて自分たちに瑕疵はなかったのか考えてみるべき」であり、「公正を維持する方法は〜自分でモノを考え、自分の言葉でそれを表現することです。」とは正にその通りだと、私も思います。
そして、私のような一見取るに足りない小さな意見であっても、継続して出していかねばならないな、と痛感しているところ。
実際には大変なことだし、少なからずいろいろなものを犠牲にしているように感じていますが、上記のような記事が発表されるととても勇気づけられ有り難いことです(^^)。
- にゅーず
NYで道路横断中の携帯電話禁じる法案(日本経済新聞)
「iPod禁止法」を検討 NY州、道路横断者が対象(朝日新聞)
いやはや、これには驚くしかありません。
「音楽や会話に気を取られて事故に遭うことを防ぐため」とは酷い言いがかりですな。だって歩行者はクルマに対して絶対的弱者なのだから、危険だと思えば自ら判断するでしょうからね。少なくとも規制すべき対象ではありません、絶対的弱者を規制し罰則金を課すなど本来有り得ないことですから。
実際には、音楽や会話中に事故に遭った被害者を悪者に仕立て上げ自動車利用者を有利にするための法案だと言えます。なるほど自動車業界が扇動する愚法だと判りますが、これが万一にも通るようなら、米国の世論も日本並みに落ちたと言えそうです。いや、自動車最優先の意識から脱却できない日本人でもこんな酷い法案を出す者は居ませんから、それよりも酷いと言えそうです。
もっとも財界の影響力が強いニューヨーク市では通ってしまう危険性もありそうで、末恐ろしいことですが。
野鳥からウイルス出ず 宮崎・清武町の鳥インフル(朝日新聞)
嗚呼やっぱり。
以前にも指摘したように、今は渡りの時季ではないものね。今頃出るなんてどう考えても不自然でしょうに、それをまことしやかに語る「専門家」なども居るのだから、お粗末だなぁと。
何にしても、まずは濡れ衣を着せられた野鳥達に対し申し訳ないことです。
「青春18きっぷ」特別価格8千円で JR20周年記念(朝日新聞)
<PDF 32KB>平成19年4月にJRグループは発足20周年を迎えるにあたり「JR発足20周年・青春18きっぷ」を発売します(東日本旅客鉄道)
うわぁ〜めっちゃ嬉しいんですけど!(笑)
なるほど20周年記念ですか。という事は勿論、春のみです。
しかし今春は時間取れるかなぁ……こんな時に限って!(T_T)
ただ、3月18日以降は MLながらのダイヤ改正(おそらく発車時刻が早くなって小田原あたりまで行かないと日付が変わらなくなるのでは?と想像している)&指定席区間の延長(小田原→豊橋)なども予定されているので、18きっぷの旅がしやすくなるかは不明。むしろ安くなって競争率がますます高くなるかもね!(爆)
<PDF 63KB>新しい『びゅうプラザ』がスタートします(東日本旅客鉄道)
ほぉ、「武蔵小杉」が含まれているのが新鮮感(-o-)。
民営化直後に日中減便して以降今まで南武線にはほとんど力を入れてこなかった JR東が、今度の改正では実に 20年ぶりに平日日中時間帯のダイヤを改正・増便するという驚きの発表 (PDF 63KB) が記憶に新しいですが、東横線と真っ向競合するスカ線武蔵小杉駅開業をにらんで JR東は南武線沿線からの集客強化に重い腰を上げたのかもしれませんな。
#単純に「駅を改装するからこの機会に」という話だろうとの指摘もありそうですが、
しかし今年 4月からだと品鶴線の駅(2009年の予定)は間に合わないから、
やはり既存の構内にわざわざ手を入れるのだろうと考えられます。
ちなみに指定席券売機については、先日出掛けた溝ノ口でも 1台しかない券売機に長蛇の列が出来ているくらい盛況だし(もっともここは みどりの窓口が 2つしかなくて慢性的に混むんだが)、また窓口に並んだ人に声をかけて券売機に誘導する係員を置いているくらいなので、窓口内に増設するのはなるほど結構だと思われます。その点、小杉は混む上に場所が確保しやすかったという事かもしれません。
- さて
困ったことにいや有り難いことなんですが、24時から約 2時間、目が放せない木曜日深夜がやってきましたよ:-)。
そんなわけで一転して、私的には希少な(?)、民放テレビを楽しむ時間がやってきました。
上記のようには思うけれど、楽しむときには楽しむものだし、良いと判断されるものは良いと、逆に悪いと判断されるものは悪いと、評価することが、またそんな判断が出来ることが何より大切だと、私は思っているのですよ。
……ををっと、そんな御託を並べている余裕はなさそうですな!? もう
MA・MO・RU! が聞こえてきてしまたよ!
- 護くんに女神の祝福を! #17「南の島の注意報」
なるほど、今回は前編なんですねぇ。いつものよーにテレまくってる絢子さんも可愛いが(笑)、なんか意味深な展開ですな。
- Kanon #19「ふれあいの練習曲 〜étude〜」
あはは、名雪さん速いよ〜:-)
しかし、「気がついたら放課後になっていた」とは。ん〜昔を思い出すなぁ(ぉぃ。
そんなわけで、ついに主役(?)が主役に。うぐぅ。(バキ
……でも、自覚がない人(笑)はともかく、名雪さんとあゆ、どっちが主役なん?
もっとも、私的に一番気になるのはやっぱり栞たんだが...はぁ。
ときに、今日はなんかゲームのような展開ですねぇ。BGM と、ゆっくりした展開のせい?
原作がしっかり頭に焼き付いている人にとってはまた別なのかもしれないけれど、いちから作品を楽しんでいる私から見ると、一人一人についてじっくり話を展開できるって、いいですね。2クールっていいなぁ(^_^)。
- ひだまりスケッチ #05「2月13日 こころとからだ」
をを、ゆのっち赤いよ(笑)。
赤髪のひろさんを含め皆の色を抜いているのが余計と印象的に演出されとります。
で、なんか今回は趣向が変わりましたな。夢の中へ?
そんなわけで今回もなるほどなかなかの会心作で、楽しかたよ(^^)。
……うさぎりんご、あれ実は器用だよな:-)。
02月09日(金)―――セーフティパス終了/マイカ―クエスト〜多国籍企業の大冒険
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FreeBSD 4.7-RELEASE #3: Thu Jun 30 19:31:27 JST 2005
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Timecounter "i8254" frequency 2457600 Hz
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sc0: <System console> on isa0
sc0: PC-98x1 <16 virtual consoles, flags=0x0>
sio0 at port 0x30 irq 4 on isa0
sio0: type (internal fifo v-fast)
sio1 at port 0x238-0x23f irq 5 flags 0x12000010 on isa0
sio1: type 16550A, console
mse0: <Bus/InPort Mouse> at port 0x7fd9,0x7fdb,0x7fdd,0x7fdf irq 13 on isa0
ppc0: <Parallel port> at port 0x140-0x147 irq 14 on isa0
ppc0: SMC-like chipset (ECP/EPP/PS2/NIBBLE) in COMPATIBLE mode
ppc0: FIFO with 16/16/16 bytes threshold
plip0: <PLIP network interface> on ppbus0
lpt0: <Printer> on ppbus0
lpt0: Interrupt-driven port
ppi0: <Parallel I/O> on ppbus0
isa_load_resourcev: map size too large
snc0: can't assign irq
pcm0: <CS4231A> at port 0xf40-0xf47 irq 12 drq 1 flags 0x1a100 on isa0
drq/irq conf 22
sysres0: <System resource> on isa0
ata3-slave: ATAPI identify retries exceeded
ad4: 28629MB <WDC WD300AB-00BVA0> [58168/16/63] at ata2-master UDMA66
acd0: DVD-ROM <HITACHI DVD-ROM GD-7500> at ata3-master PIO4
Mounting root from ufs:/dev/ad4s1a
まぁこれは例によって Windows98 と PC-98 を勘違いした話だったんだが、そもそも Windows98 をインターネットに接続するのは危険この上ないと思うぞ!?
#未だに 4.7R を使ってる奴に言われたくないって?(笑)
まぁそこはパッチ当て等適宜行って手入れしながら使っていますから。
梅も気になるけれど...
「不健全」な日本人とその社会を支配し続ける昭和初期世代、それに抗う能力も持ち合わせない若年層。
立花隆:お粗末大臣のクビを切れない、安倍内閣の「弱さの理由」 (nikkeibp)
最終頁で、柳沢の「(不)健全」発言について筆者は「日本語能力の基本に欠けているところがある」と指摘しています。
また、それは「安倍首相も同じだろう。そもそもこの人が大好きな「美しい国」というスローガンがおかしい。そのような、内容が曖昧で、使う人によって意味が全くちがってくる主観性100%の形容詞を政治目標にかかげること自体がおかしいのである。」と指摘していますが、ここまでは正にその通りで、尤もな話だと思います。
しかしその直後に「美辞麗句に酔う女学生趣味」と言っており、これでは筆者も同じ穴のむじな、これも一種の偏見であり、失言の範疇に入ると思われますがね。少なくとも大臣が言えば問題視されるでしょう。
この一連の失言問題は「日本語能力の基本に欠けている」と言うより、むしろ柳沢と同じく年寄り(ただし明治〜昭和初期世代特有)の偏見と言うべきでしょう。
#歯に衣着せぬ発言と偏見を露呈するのとは違うので、その辺り、筆者もしっかりわきまえてから物を言う方がいいと思いますがね。
もっとも他人の偏見を否定する意図をもって対照的な偏見めいた言葉を使う技法もあるだろうが、本文がそれに該当するとは思えない。
結局、先日紹介した意見と同様、この世代共通の問題のように思われるのよ。一部の年寄りが長期間にわたり牛耳っている固定的な政治の在り方がまずいのであって、それを正さねばならない。つまり、先ずは政権にへばりついている自民党を引きずり下ろして叩き壊さねばならない。
しかし、日本が抱えるのは一部の年寄りだけの問題ではないことが、先の総選挙で判明しています。一方では「若い」だけの能無し尻軽連中を担ぎ出すだけで自民党が若年層の票をかっさらった、こんな見掛けの勢いにまんまと騙されてしまう、自ら考え判断することのできない(だから他人の意見や多数派の趨勢にすがり同調することで自らの正当性を担保しようとする)若年層の問題もあるわけです。
このような傾向は、手本になる国がいて「追いつけ・追い越せ」を目標にできた時代にはなるほど強力な力となりました。個別の良し悪しはさておくとしても、「高度経済成長」を達成する原動力になったのは年功序列とそれに裏打ちされた上司に忠実な部下を大量に確保できたことが大きいと言えます。
しかし今の時代、かつて正しいと言われていた米国の実態が市場経済至上主義帝国を築き上げるためには手段を選ばず、たとえばイラクなど外国への侵略行為をも「自衛」と称し正当化する暴君であったと判明しつつあります。その日本が明治以降唯一価値を認めてきた経済でも、日本は手本にする国を失いました。そして、多くの日本人は自らのかつての表面的な成功に酔いしれ、驕り高ぶっています。「経済大国」と引き替えに失ったものの大きさに気づくこともできずに。
結局どの世代も、今がどれだけ危機的状況だという事に気づいていないし、そんなことを考えたこともない、場合によっては考える能力すら持ち合わせていないんだろうな。心身ともに米国に隷属し、市場経済至上主義者に騙され餌食となっていてもなおその事実に気づくことすらできない、日本人の平和ボケ(経済的な豊かさや見せ掛けの平和に酔い、安住し、これが永続的に続くことが当然であると誤解している様)も、ここまで来るともはや致命傷かもしれません。これが世界有数の識字率や充実した義務教育制度などに驕りその中身が欠落していたことにも気づかなかった「経済大国」日本の哀れな末路なんでしょうか。
にゅーず
先月の世界平均気温 過去最高 (NHK)
世界の平均気温、1月も過去最高(日本経済新聞)
社説1 温暖化対策を内閣の主要課題に加えよ(日本経済新聞)
日経ですら報じざるを得なくなった地球温暖化問題。もっとも上の記事は買ったモノのようだし、それを受けての社説は少々ピントがズレているようだが(もっとも社説で指摘されたような対策をすれば中長期的に日本企業にとって利益になるのは正にその通りだと思うが、それが全てではないし、それが目的化しては本末転倒)。
しかし、「京都議定書に基づき来年から始まる二酸化炭素などの排出量削減にメドがついていない。5年間で排出量を1990年比で6%削減する約束だが、実際は90年から8%増えたので、合計約14%減らさなければならない。」と言うが、その 14% の大部分が自家用乗用車の増加分である事に、この記事では一切触れていない。具体的な方策は全く示しておらず、批判に終始してしまっている。これでは他人のことを批判できないね。
結局、自動車問題の解消が地球温暖化対策の最も重要かつ近道の対策であることに、この記事でも触れていないが、これではいけない。問題の抜本的解決にはつながらないでしょう。
企業・経営/アニメ制作に資金が流れ込む理由 (nikkeibp)
「実際、アニメは当たれば大きなリターンがあ」るとの指摘はその通りだと思いますが、でも「アニメのテレビ東京」の影響力は少しずつ縮小しつつあるような。
また果たして「DVD市場が踊り場にある」のでしょうか?ビジネス・モデルが崩れつつあるようにも見受けられ、むしろ音楽 CD や原作本の売り上げなどを期待してのアニメ化が近頃盛んになってきたように思えますけれどね。
資金流入についてはよく言われることですが、これに加えて「将来その作品が“名作”として評価されれば、帳簿上はほぼ存在していない資産であるにもかかわらず、DVD-BOXを販売したり、放送権収入を得るなどの可能性がある」点を指摘しているのは、本記事ならではのように思えます。
で、その懸案の DVD 市場についての記事は会員限定になっているので読んでいませんが、はてさて。私は上記のように、そろそろ見直すべき時期に来ていると考えているのですが。
“国歌”で処分の教職員 提訴 (NHK)
個人的にはあまり「日の丸」「君が代」に抵抗はないのだけれど、しかし「思想・良心の自由を侵害する違法な行為」であることは確かであり、「これは国民全体の精神的自由を守るための訴訟であり、多くの人が深刻に受け止め支援してくれることを望みます」とは正にその通りですね。歴史的経緯を考えても、嫌だと思う人がいるならそれは仕方のないことだし、それを曲げさせ強制する事の方がむしろ、権力の濫用だと考えざるを得ません。つまり権力を振りかざして思想の自由を侵害しているのですな、東京都という日本最大の財政を誇る自治体は。
当事者の心労は想像するに絶えませんが、歪んだ東京都教育委員会の実態を表面化させる意味でもこの訴訟は有効かもしれません。
02月10日(土)―――次々に表面化する地球温暖化の影響
- 次々に表面化する地球温暖化の影響
都心に雪なし 過去130年で最も遅い記録の更新が確実(朝日新聞)
東京の初雪 遅い記録を更新へ (NHK)
雪どころか、夜になったらまるで夏のような通り雨※が、しかも豪雨が降ってきましたが...
※本来、南関東は冬場の降水量はめっぽう少なく、降っても小雨が小雪になる場合が多いのよ。
今冬の(北半球)世界的異常気象は、地球温暖化による気候変動が第一に考えられますが※、そこで平均気温を見てみました。
※ちなみに日本などについては「エルニーニョ現象」の影響が指摘されており、これはとある地域の海面温度が平年より高く推移する現象を指すものですが、地球全体の気候が温暖化すれば海面温度も上昇しやすくなる事は誰もが想定するでしょう、またエルニーニョ現象には貿易風の影響などが指摘されていますが、地球温暖化はそのような気候変動に様々な影響を与えると想定されており、つまり今後は何が起きても不思議ではないという事、少なくとも従来の地球上の熱循環に大幅な影響を与えるであろうと想定されているのです。
| 年度 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
| 月別平均気温 (℃) |
| 1959(昭和34) | 17.6 | 12.3 | 7.0 | 5.0 | 6.6 | 9.5 |
| 2006(平成18) | 19.5 | 14.4 | 9.5 | 7.6 |
|
|
| 気象庁公表値・東京の平均気温(毎日の平均気温の月平均)より抜粋。 |
| 月別累計降水量 (mm) |
| 1959(昭和34) | 217.3 | 120.3 | 176.3 | 31.2 | 8.8 | 71.2 |
| 2006(平成18) | 318.0 | 135.0 | 200.5 | 42.0 |
|
|
| 気象庁公表値・東京の月合計降水量より抜粋。 |
するとなるほど、1959年度に比べると見事に 2℃以上も高く推移していますね。2月がどうなるかはまだ分かりませんが、少なくとも今日までは桜が咲く頃の気温になっています。
では降水量が少なかったのかというとそんな事はなく、むしろ 1959年度の方が少雨だったこともわかります。つまり、雨が降る日の気温が高かったことや、雨の降る日が少なかったこと、また強いて言えば 1月の気温が高めであったことなどが、1959年度の初雪を遅らせた要因だったのだろうと推察されます。
(1960年までのデータは無いので)参考までに1961年 1月の毎日の平均気温を見ると、最低気温が氷点下になる「冬日」が 31日中 21日と、2/3 を占めています。
自動車が増えはじめた 1950年台以降※は都市部での気温上昇が急速に進むようになったのですが、それでも当時はまだ、例年ほぼ半数前後は「冬日」でしたから、当時はむしろこれが当たり前だったのです。
※1950年台の都市部から始まった自動車、とりわけ自家用乗用車の増加は、路面電車・路線バスの定時運行困難に伴う乗客減や自動車業界が主導して行われた路面電車排斥運動などにより急激に都市機能を麻痺させるとともに、大気汚染や騒音などの公害をもたらし、さらにはヒートアイランド現象の主因となり、後に地球温暖化の主因にもなるというように、様々な社会問題・環境問題を引き起こし続けてきています。
しかし今年は、最低気温が氷点下になった日はいちどもない。2007年 1月の平均気温を上記と見比べてみれば、特に最低気温が異様に高い様子が分かり、今季の常軌を逸した様子は明らかでしょう。
記事中でも「都心では1日の最低気温が0度未満となる「冬日」もまだない」と指摘されているように、これは今年の異常ぶりをよく表しています。
なお、東京の場合は地球温暖化に加えてヒートアイランド現象、特に氾濫する自動車とビル暖房の影響もあると考えられますから、異常が際立って出ていると考えられます。たとえば昔はむしろ温暖であった横浜よりも気温が高く推移するようになったという現象も生じています。逆に言えば、自然に考えれば東京よりも温暖な横浜ですら初雪が観測されているのに(もっとも、ちらついた程度で積雪はゼロですが)、地形的にはそれより冷涼なハズの東京で観測されていないのは異常だとも言えます。むしろこの傾向を当たり前のように感じてしまう我々現代人の思考もまた麻痺していると言えそうです。
この辺りの事情は、普段のニュースではあまり紹介されず、むしろ「週刊こどもニュース」の方がよく解説されているくらいでしたね。でも、ここで紹介されているような実態やその原理を知っている大人がどのくらい居るんでしょう? 今のご時世、子供さんの方が、大人よりむしろよく知っているのかもしれませんな。
もっとも、この気候変動の主因になっている地球温暖化は化石燃料の野放図な浪費により引き起こされた問題であり、世代間・地域間格差の典型例ですから、巨額の財政赤字と同様、大人が子供さん達にツケけ回し続けてきた莫大な負の遺産※ですから、大人はもちろん、子供もよく理解しておくべき必須事項と言えるでしょうか。
※これは、単純に現在試算されている金額だけで見ても、たとえ地球温暖化の主因を構成している自動車を野放図に売りさばくことで莫大な利益を貪る企業の資産をすべて差し押さえて返済に充てても間に合わない程の莫大な負債であり、到底、その「高度経済成長」世代が死ぬまでに完済できる額ではありません。しかも、その負の遺産の試算額は年々増え続けています。
しかし、上記番組で地球温暖化との関係について紹介している場面は随分煮え切らなかったな。触れないわけにはいかないが、下手に「不都合な真実」に触れてしまうとよほど強い圧力を受けてしまう、そのことを暗示するかのように、怯えたように申し訳程度の解説をしていたのがとても印象に残りました。
- バカとテストと召喚獣〜予習編〜
右の単行本は先日読了し、(最後を除いて)絶賛させていただいたよな気がしますが:-)、その番外編もとい、本編の少し前のお話が、上のホームページで公開されとります。
短編ながら、主人公が名誉ある地位を拝命する(笑)ことになったいきさつと、周りの人間関係がうかがえる内容、そして瑞希たんもちらっと登場しております:-)。
話の内容自体はヒネったものではなく、むしろ真っ直ぐで、それこそ先が読める展開ですが、むしろそれが良い。話の過程を楽しめるのが本作の楽しいところだろうと(^^)。
そんなわけで、右の単行本を通読して以降瑞希たんの欠乏に悩んで居られる私のよーな人(爆)にはお勧め、これを読んで瑞希たんに焦がれませう(笑)。
もちろん本編中核部の素敵なドタバタ加減が気に入った人や、いや美波ちが足りてないぞって方にも良いと思われます〜
とにかく妄想夢を膨らませつつ読んでみましょう、本編同様、きっと期待通りの答えが待っています:-)。
どちらから読んでもその世界観を楽しめると思いますが、私的には、どちらかと言えば本編を読んだ後に予習編を読んだ方がいいかな?という気も……ええ゛!? 私が昔から予習なんかしたことなかったから云う訳ではありませんよ、だって予習編では瑞希たんの台詞がほとんどないから妄想もとい幻想いや想像が膨らまないじゃない?(だから何
- 今日の調達。
諸事情あって、やはり早めに発注かけたんだが、それが入荷。
左側はなるほど白鳥由里さんらしい、しっとりした曲に仕上がっていますねぇ。ハレ晴レもやはり大幅改造されており(笑)、しっとりと仕上がっていますよ。しかし喜緑江美里って誰だったっけ……(ぉぃ
右側は、とりあえず取り込みましたが、ほぼ全編にわたりドラマになっているようなので、時間のある時を見繕って聴きたいと。
- にゅーず
ビスタ 漢字表示変更に戸惑い (NHK)
まず、Windows Vista で新JIS(私の世代で「新JIS」と云うと 83JIS (JIS C 6226-1983, JIS X 0208-1983) を指したのですが……とか云ってると歳がバレますね(笑))に対応したのは合理的理由があったと言えます。
たとえば、この手記でも今までは「土`」と表現させていただいていた赤土`眞弓さんの「𡈽」※なども JIS X 0213 (JIS2000) で採用されているのですが(第三水準 1面15区34点)、今までの一般向け OS では Mac OS X でのみ表示できていた(そーいや最近の KDE や GNOME でも表示できるのかしら? KDE はたまに使うけど気にしたことなかったなぁ^^;)これらの文字が、ようやく Windows 系でも表示できるようになったわけです。
※「𡈽」は Unicode でも拡張領域になるので、Unicode 対応を謳っている処理系でも昔のものでは表示できません。
で、記事中例示されていた「葛」ですが、Mac OS X 10.3 では右のように異体字扱いになっています。Mac OS X では異体字を扱える仕組みを備えてはいるのですが、しかしながらソフトウェア側が対応していない場合が多く(OS 付属の TextEdit も未対応だった)、事実上使えません(^^;。ただしフォントを変えるなどの工夫次第で使える字もあります。
この字は、JIS X 0213:2004 (JIS2004) で例示字形が変更されたもののひとつで、168文字あるようです(ここなどに例示されていますね)。Mac OS X では JIS2000 が採用されていますが、Windows Vista では最新の JIS2004 が採用されることになり、記事で指摘されているような状態になったわけです。
ただし、この問題は以前から指摘されていたことで、Vista ではフォントを入れ替えて従来の字体を表示できるようにしているとか言われていたように思いますが、そういや NHK ではそんな事は一言も言っていなかったなぁ。如何なんでしょうね(Vista は使っていないし今後使う気もないので知らん……と言っていられるのも今のうちだけか(;_;))。
ちなみに例示字形の変更については説明すると長くなるので割愛しますが、敢えて言えば「代用漢字」などと似た問題を抱えており、一概に何が良くて何が悪いとは言えない問題とも言えます。
臓器売買合法化 比で公聴会 (NHK)
フィリピンで、なんとも信じられん話が展開されているようで。
公認するのと被害者救済・犯罪撲滅とは別問題でしょうに。
貧乏人から臓器(腎臓)を買い叩いて、日本や欧米・中東などで贅沢病(糖尿病)などに悩む金持ち※に移植するという、普通に考えればどう考えたって倫理的に問題のありそうな話を、合法化しようかと議論されているという。逆にいえば、ここまで市場経済至上主義が蔓延して人間を狂わせるとともに、経済的価値観が人間生活の隅々まで支配しているのか、という話にもなりそうです。
※これは見逃されがちですが、臓器の市場化によって、日本人であっても貧乏人は治療を受けられず、金持ちがより優先的に治療を受けられる構図が出来上がるわけです。今でも極端に需要が供給を上回っていると言われているのだから、この構図が出来上がるのは確実です。
そもそも、臓器売買と人身売買の区別がつかないんだけどさ、どう区別するのよ?
万一にも合法化されようものなら、その範囲はどんどん拡がるでしょうね。腎臓の次は胃の一部だとか、皮膚の一部だとか、角膜だとか、とりあえず無くなっても生活への支障が少ないところから順番に。
そんなことを繰り返しているうちに感覚がますます麻痺してきて、そのうち人身売買も認められるようになるんでしょうかね?地域によっては今なお人身売買も行われているようですから、今回同様「闇取り引きを取締り、臓器提供者がブローカーに搾取される構図を解消」するため、などという理屈を付けて。
こんな議論が真顔で為されるようになったのも深刻な事態だと言えます。まるで奴隷狩りが行われていた昔に逆戻りしているかのよう。強弱の尺度が武力から経済力に変わっただけで、やっている事は何等変わりありません。
この調子で、人間はどこまでも経済=金銭の奴隷へと堕ちてゆくのでしょうか。
「上げ潮期待」か「増税路線」か、政府・自民内で対立再燃(日本経済新聞)
どちらにせよ法人税減税・消費税増税をし、貧富の格差を開く施策については一致していますな、自民党内では。ただバラ撒きにするか借金返済を優先するかの違いはあるようだが、財界の意思を汲む中川を筆頭にした主流派は前者のようですな。
結局、どこまで財界の意向に従うかで喧々諤々やっているわけで、さすがは辞民党、つくづく国民不在だなぁと。
- BIND
FreeBSD-SA-07:02.bind "Multiple Denial of Service vulnerabilities in named(8)"
BIND 9.3.4 が提供されていますね。
DNS を提供している方、更新をお忘れなく。
しかし、うちの NS は i486 だから make に時間かかるんだよな(苦笑)。
02月11日(日祝)―――自動車がもたらす酸性雨〜古くて新しい公害
なごなぐ雑記さん作成
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――― TrackbackPeople より、『きまぐれ手記』に関連する話題の新着記事 ―――
※TrackbackPeople に掲載された記事が自動的に掲載されます。
本枠内のリンクを辿ると当方の関知しないページへ飛びますことを予めご了承ください。
「クルマ社会」の諸問題 〜公害・気候変動、地域住民排斥道路、持続不可能な浪費型社会、外部不経済で私腹を肥やす歪んだ産業構造、不経済成長……
自民党の諸問題 〜非民主主義的な実質独裁政治、対米隷従、政財マスコミ癒着、跋扈する政商、格差を生み出すことで儲ける経済政策……

※写真の撮影地は、一部省略して概ね次のように表記しています:
神奈川県川崎市、横浜市の一部、東京都23区内――区名以降
政令指定都市、県庁所在市、中核市の一部――市名以降
上記以外――県名以降
※特記無い限り、写真は三脚等を用いない手持ち撮影のため、手ブレ等で不鮮明な部分があります。
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著作物は文化という土台の上で初めて成り立つものです。
私を含めすべての人の著作物は例外なく、過去の創作の積み重ねを土台にして創られているのです。
それを私的利益の為だけに独占利用できる期間を節操なく延長させようとする動きがあるようですが(しかも、その勢力は適切な保護期間や保護内容についての検証を怠っているようです)、そのような行為に強く反対するとともに、当該ロビー活動を含む全ての教宣行為が支配的であることに警鐘を鳴らしたいと思います。
延長されてからでは手遅れです。この機会に皆さんも、著作権に保護期間があることの意味を、是非考えてみてください。
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最終更新日 : 2007年02月21日 ()